暴落が起きる前にできる3つの心の準備。株高の時こそ最悪の事態を考えておくことが大切。

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どうも、ぼーやんぐです。

2019年は世界的に株高となり、多くの投資家にとっては非常に良い年だったと思います。

しかし、2019年は株の暴落サインとして恐れられる『逆イールド』が発生したり、米国経済の減退の兆しなども見られたことから、暴落が起きる日も近いかもしれません。

また、新型コロナウイルスの影響で、世界経済が減退する恐れもあります。

まだ株高な今こそ、自身のポートフォリオを見直し、暴落時にも退場しないように準備しておくことが大切です。

今回は暴落時にも退場しないよう、準備できる3つのことを紹介していきます。

 

 

生活防衛資金を確保する

投資をするうえで一番大切なことは、生活防衛資金を確保しておくことです。

生活防衛資金とは収入が無くなっても、一定期間、生活が困らないよう準備しておく現金のことを言います。

最低でも半年くらいはあった方が良いですね。

一見、投資とは関係なさそうですが、生活防衛資金があると精神安定剤となり投資も余裕をもって行うことができます。

 

多くの人は投資をギャンブルと勘違いして、全財産をリスクの高いファンドや商品に投資をして、短期間でお金持ちになろうとします。

投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェットもこんな事を言ってましたね。

『ゆっくりとお金持ちになりたい人はいない』

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もし全財産を投資してて暴落が起き、資産がいきなり半分になったら冷静でいられますか?

ちなみに100年に一度の経済危機と言われているリーマンショック時は米国のNYダウで約50%、日本の日経平均では60%も株価が下落しました。

100万円投資していたら一瞬で50万円に減ってしまうんです。

精神的に冷静でいることは困難ですよね。

これ以上、資産を減らしたくないという思いから、資産を大きく減らした状態で売却してしまうのがオチです。

 

しかし、生活防衛資金があれば、いくら株価が下落しようが、回復するまで待てれる心の余裕が生まれます。

リーマンショックのときでも3~4年待てば株価は回復しましたからね。

また、株価が暴落すると実体経済にも影響を及ぼします。

もしかしたら会社が倒産したり、リストラになる可能性もあります。

そんな時にも生活防衛資金は役に立ちますので、必ず準備しておくことが大切です。

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リスクの高いファンドの比率を下げる

 これだけ株高が続いていると、少しでも資産を増やしたいという思いからリスクの高いファンドへの比率が大きくなりがちです。

 

以前のひふみプラスが良い例ですね。

2017年に40%以上のリターンをあげたことで2017年後半から2018年の1月にかけて多額の資金流入がありました。

しかし、2018年2月に米国でVIXショックと呼ばれる急落が起き、国内株式市場も連られるように急落し、ひふみプラスの基準価格も大幅に下落しました。

そのため、資産を少しでも増やそうとした多くの投資家は一気に含み損を抱えることになりました。

そこから2年経ってますが、未だに基準価格の高値を更新することもできてませんし、まだ含み損を抱えている方も多いと思います。

 

 

この様なことが起きないためにも、リスクの高いアクティブファンドなどの比率が多い方は一度、自身のリスク許容度を見直すべきだと思います。

もし、リスクの高いファンドの比率が多いと思えば、早めに売却し利確しておいた方が良いでしょう。

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暴落しても投資を続けられるファンドに投資をする

株式投資において暴落は避けては通れません。

株価を完全に予測し、暴落前に売却し、再び底値で買える方は別ですが、そんな能力がある人はほとんどいないですよね。

だとしたら、暴落が起きること前提で投資をすることが大切です。

 

暴落前提に投資する場合は下記のどちらかに投資するべきでしょう。

  • S&P500をベンチマークとしたインデックスファンド
  • 全世界株式をカバーしたインデックスファンド

双方は暴落が起きても世界経済が発展を続ける以上、株価は回復し、さらに上昇するはずです。

ウォーレン・バフェットは2100年までにニューヨーク・ダウは100万ドルに達すると予想してます。

 

また、暴落時も積立投資を続ければ、株価が回復した時に大幅に資産を増やすことができます。

リーマンショックショック時に大きな損失を出して投資をやめてしまった方がいる一方、淡々と積立を続けた方は大きな資産を築いているんです。

目先の株価を気にせず、20年30年と投資を続けれるファンドに投資するべきです。

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さいごに

今回は暴落前に準備する3つのことを書いてきました。

暴落はいつ起きるのか予測することが難しく、気付いた時には既に手遅れになっているケースも多いです。

短期間でお金持ちになろうとすれば、暴落に巻き込まれる確率はさらに高くなります。

それよりも、米国株式もしくは全世界株式に積立投資を続ければ、時間はかかりますが、誰でも簡単にお金持ちになることが可能です。

結局は市場に居続けた投資家が儲かる仕組みになっているため、過度なリスクを取らずにコツコツと自身のリスク許容範囲内で投資を続けることが投資を成功させる近道です。

今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!

 

 

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