どうも、ぼーやんぐです。
ニッセイ外国株式インデックスファンドから第6期(2018年11月21日~2019年11月20日)の運用報告書が公表されました。
運用成績、実質コストはどうだったのか確認していきます。
ファンドの詳細は下記を参考にして下さい。
- ニッセイ外国株式インデックスファンドの基本情報
- ニッセイ外国株式インデックスファンド 第6期の運用成績
- ニッセイ外国株式インデックスファンド 第6期の実質コスト
- ニッセイ外国株式インデックスファンドは安泰
- さいごに
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ニッセイ外国株式インデックスファンドの基本情報
ニッセイ外国株式インデックスファンドは先進国株式を投資対象としたインデックスファンドです。
ベンチマークはMSCIコクサイ・インデックス(配当込み・円換算ベース)が採用されており、日本を除く先進国22カ国、約1,300銘柄をカバーしています。
本ファンドに投資するだけで、先進国全体に投資することができます。
詳細は下記を参考にしてください。
先進国株式を投資対象としたインデックスファンドの中でも特に人気があり、純資産総額は1,600億円を超えています。(2020年1月23日時点)
コストも非常に低く現時点で0.0999%(税抜)。
そして2020年2月21日には0.0930%(税抜き)にさらに引き下げされます。
純資産総額も大きく、コストも低いため、今後も安定した運用が望めます。
ニッセイ外国株式インデックスファンド 第6期の運用成績
純資産総額から確認していきます。
前回の決済時の純資産総額は1,018.93億円だったのに対して、今期の決算時には1,432.38億円となっており、1年で400億円以上も増えています。
騰落率では前期は1.8%とわずかしか上昇しませんでしたが、今期は12.4%と大きく上昇しました。
過去6回の決済時の騰落率で、マイナスになっているのは1回だけなので、近年は好調な成績となっています。
また、ベンチマークとの乖離も0.1%だけなので、問題なく運用されていると言えます。
下記は第6期のチャートです。
スタート直後に大きく基準価格を落としており、このまま景気後退局面に突入すると思いましたが、まさかのV字回復でしたね。
ただ後半はややボラティリティーの高い相場となっており、2020年もこの流れは続きそうです。
(出典:ニッセイ外国株式インデックスファンド運用報告書)
ニッセイ外国株式インデックスファンド 第6期の実質コスト
実質コストとはファンドが1年間運用してかかった全てのコストのことを言います。
信託報酬 + その他のコスト = 実質コストになります。
信託報酬というのは公表されていますが、信託報酬以外にかかるコストは毎年異なり、運用報告書でしか確認することができません。
いくら信託報酬が低くても実質コストが高ければ意味がないので、投資するファンドの運用報告書は確認することが大切です。
ではニッセイ外国株式インデックスファンドの実質コストを確認していきます。
結果としては1年間で0.174%の実質コストがかかっていて、100万円投資していた場合、1年間で1,740円になります。
前期の実質コストは0.269%でしたので、0.1%ほど下がったことになります。
前期より実質コストが下がった大きな要因は信託報酬の引き下げが2019年6月27日に行われたためです。
ファンドによっては信託報酬 + 0.2~0.3%程度の実質コストがかかっているファンドもあるので、効率よく運用されていると言えますね。
【関連記事】ニッセイ外国株式インデックスの実質コストが判明!
(出典:ニッセイ外国株式インデックスファンド運用報告書)
ニッセイ外国株式インデックスファンドは安泰
ニッセイ外国株式インデックスファンドの第6期目の運用成績、実質コストを確認してきましたが、現状は大きな問題もなく、投資対象としては間違えないでしょう。
純資産総額も着実に積み上がっていますので、途中償還のリスクも限りなく低いですし、長期投資をしていくうえでは、現時点では安泰と言えます。
また、先進国株式に投資する場合、eMAXIS Slim先進国株式インデックスと迷う方も多いようですが、正直どちらに投資しても良いでしょう。
ベンチマークも同じですし、コストも変わりませんので、運用成績で大きな差が起きることもありません。
もしそれでも迷う場合は、管理が面倒ですが両方に投資するのもありですね。
とはいえ、リーマンショック後10年以上の上昇相場が続いており、2020年~2021年に大きな暴落が起きるのではという予測や前兆がチラホラと出てきています。
もし近いうちに暴落が起きれば来年の決算は悲惨な結果になるでしょう。
でも、インデックス投資は20年30年続けることで着実に資産を大きくしていく方法です。
毎回の決算の確認はもちろん必要ですが、騰落率に関しては一喜一憂することなく、淡々と積立を続けることが大切ですね。
さいごに
今回はニッセイ外国株式インデックスファンドの2018~2019の運用成績、実質コストを確認してきました。
近年の株高の影響もあり、非常に好調な運用成績でしたね。
ベンチマークの乖離も小さく、コストも昨年に比べて減少していることからも、安定した運用がされてます。
インデックス投資は投資するファンドを決めれば、あとはほとんどやることがありません。
でも、1年に1度の運用報告書だけは必ずチェックして、純資産総額、実質コスト、ベンチマークとの乖離くらいは確認しましょう。
もし、問題がある場合は他のファンドに乗り換えるなどの対策も必要です。
今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!
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