インデックス投資は長く続けるほど、含み損になりにくい。はじめたばかりの含み損は気にしなくても良い。

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どうも、ぼーやんぐです。 

新型コロナウイルスの影響で世界的に株価が下落していますね。

2019年にせっかく資産が増えたのに一気に含み損を抱えてしまった方も多いと思います。

まだ積立投資をはじめたばかりだと、いきなり大きな含み損を抱えたことになるので不安ですよね。

でも大丈夫です!

適切なアセットアロケーションを組んでいたら、いつかは必ずプラスに転じます。

今回は投資期間と運用成績について書いていこうと思います。

 

 

インデックス投資は長く続ければ含み損になりにくくなる

投資を継続するのは意外と難しい

インデックス投資は長期的に投資をすることで資産を増やしていく投資方法です。

個別株のように短期間で倍になったり、テンバガー(10倍)を狙えるような夢のある投資方法ではありません。

しかし、堅実な投資方法のため、時間をかければ誰でも投資を成功させることが可能です。

 

ただ長期投資と簡単に言っても、その道のりは

山あり谷ありです。

作業的には予め決めた資産配分を守りながら定期的に買い注文を入れるだけという単純作業です。

しかし、株価によって毎日評価額が変動するため、精神的な面での戦いとなります。

株価がずっと上昇し続けたり、大きな変動が無ければ、長期投資も簡単です。

でも、株価は上がったり下がったりしますし、経済的な問題が発生すればリーマンショック時の様に50%以上も下落します。

100万円が50万円に減っているのにも関わらず、投資を継続しなければなりません。

長期投資って簡単そうで、かなり難しいんですよね。

 

継続すれば含み損になる可能性が低くなる

でも投資を続けていると、大きな下落が起きても含み損になりずらくなります。

それは株価の上昇と、配当の再投資が積み上がるためです。

 

下記は堅実な投資先と知られている米国のS&P500をベンチマークとしたSPDE S&P500 ETF TRUST(SPY)の1995年から現在までのチャートです。

1995年に45ドルだった株価は2020年には300ドルを超え、7倍近くまで上昇しています。

100年に一度の経済危機と言われたリーマンショックですら、あっさりと乗り越えているんです。f:id:bo-yang:20200305061906p:plain

(チャート:TardingView)

 

もし仮にリーマンショック前後から積立をスタートしていたら、今回の15%弱の下落なんて、かすり傷みたいなもので、全く含み損に突入する心配もありません。

リーマンショック級の大きな暴落が起きても、大きな含み損になることは、もう無いでしょう。

積立歴2年半ほどのぼーやんぐですら、今回の下落程度では、まだまだ含み益の状態です。

 

相場にもよりますが、たった数年積立をするだけでも、含み損に突入する可能性がそれなりに低くなります。

大暴落が起きれば話は別ですが...

とりあえず数年間は何があっても積立をする覚悟ではじめることが大切ですね。

続けれるか不安な場合は、自動積立の設定にして、証券口座を数年間開かないくらいが良いかもしれません。

 

投資初期の下落は気にしなくても良い。むしろ歓迎したい。

今回の新型コロナウイルスの影響で15%弱ほどの急落が起きました。

ここ最近、積立をスタートしたばかりの方だと、大きな含み損を抱えてしまったと思います。

不安で仕方ないですよね。

しかし、積立初期の含み損は全く気にしなくても良いです。

むしろ歓迎したいくらいです。

 

それは株は『安く買って、高く売る』が基本だからです。

株価が上昇するということは株を高く買っていることになり、逆に株価が下がれば株を安く買っていることになります。

全く同じ商品なのに、株価によって値段が変わるなら、安い時に買った方が良いですよね。

 

適切なファンドに投資をしていれば、どれだけ下落しても、いつかは必ず反発して株価は上昇します。

2010年代の大きな上昇は2000年代の『ITバブル崩壊』と『リーマンショック』の2つの大暴落の反動のようなものです。

地獄の様な2000年代に積立を継続できていたら、2010年代の上昇で、莫大な含み益を得ることができたんです。

もしかしたら2020年代は2010年代の反動で、また2000年代の様に地獄の10年間になるかもしれません。

もし、そうなれば含み損は辛いですが20年30年後には大きな資産が築けている可能性が高いです。

 

積立初期の下落は精神的には辛いですが、将来的に見たら、絶好の投資をはじめるチャンスなんです。

 

 

適切な投資先とは何か?

下落相場でも投資を継続しても良いのは、あくまでも適切なファンドに投資をしている場合です。

極端な資産配分のアクティブファンドやレバレッジ型ファンド、新興国1国への集中投資などは報われない可能性もあります。

 

適切な投資先というのは20年30年の積立投資で資産を築けるファンドとなります。

それは本ブログで何度も紹介している下記の2つです。

  • 米国株式
  • 全世界株式

 

その中でも下記のeMAXIS Slimシリーズに投資しておけば間違えないでしょう。

eMAXIS Slimシリーズは信託報酬が同資産クラスの中でも最低水準ですし、他のファンドが信託報酬を引き下げれば、追随して引き下げる為、常に最低クラスのコストで積立が続けられるんです。

また、コストが低い分、資金流入も多いので、途中償還のリスクが低かったり、安定した運用が望めます。

 

あとは米国か全世界かどちらを選ぶかだけです。

米国1国に集中投資するのは多少リスクは大きくなりますが、個人的には今後20、30年はまだ米国への投資が最適だと考えています。

バフェットが100年後にはNYダウが100万ドルに到達するとも発言してますしね。

なので、ぼーやんぐもリスク資産の90%を米国株で運用しています。

それでも不安だったり、なるべくリスクを抑えたい方は全世界株式で分散投資をしたほうが良いでしょう。

 

 

さいごに

今回は投資期間と運用成績について書いてきました。

積立投資は初期の初期は含み損にもなりやすく、精神的にも辛いですね。

でも数年積み立てを続ければ、含み損になりずらくなってくるはずです。

 

まずはその段階を目指して数年間は何があっても積立を続ける覚悟でスタートしたいですね。

積立を続けれるか不安な方はなるべく市場と距離を置いて株価を見ない様にしたり、証券口座を開いて、運用成績を確認しない様にするべきですね。

 

ある資産運用会社の中で、運用成績が良かったのは『死んでいる人』、『投資をしていることを忘れている人』だそうです。

この結果は株価に惑わされて頻繁に売買するよりも、適切なファンドに長期間投資しておくことで、高いリターンを上げれるということを証明していますよね。

 

インデックス投資は株価や運用成績などは気にせず、淡々と続けていくことが投資を成功させる一番のポイントということですね。

今日も『ぼーやんぐのインデックス投資』に来ていただきありがとうございます!

 

 

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